2018年2月25日、イタリアのミラノで開かれたドルチェ &ガッバーナのファッションショーに、ドローンが使用されま した。ファッションショーにドローンを用いるというのはかな り斬新な試みで、観客からは歓声が沸き起こりました。 ファッションショーでドローンが運んだのは、 ドルチェ&ガッバーナ2018-2019コレクションのハンドバッグ で、秋冬の最新アイテムです。 小さめのハンドバッグは本革製で、大きめのジュエリーがデザ インのアクセントになっており、赤、黒、白とベーシックな カラーのラインナップが用意されています。 主催者は観客に、スマートフォンのWi-Fi接続や、あらゆる テザリング機能をオフにするよう指示しました。 これは、Wi-Fiがドローンの電波を妨害するのを防ぐためです。 マルチコプターやクアッドコプターなどのドローンを操縦する ために使用される電波は一般に2.4GHz帯です。 一方、Wi-Fiの電波にも2.4GHz帯が用いられます。 2.4GHz帯は、壁などの障害物に強く、より遠くまで届く電波で あるため、ドローンやWi-Fiに使用されているのです。 そのような流れの中、ファッションショーは予定よりも45分ほど 遅くスタートしました。 ツイッターに投稿された動画では観客らは待ちわびた様子ですが、 ドローンがドルチェ&ガッバーナの最新ハンドバッグを提げて 登場するや、歓声が沸き起こります。 ドローンの上部にはライトが取り付けてあり、ひときわ目立つ デザインになっています。 同時に、ハンドバッグの存在感を引き立てるため、ドローン 自体はシンプルに設計されています。また、飛行中に揺れるのを 防ぐため、ハンドバッグは金属製の止め具で固定されていました。 ドローンのショーが終わってから、人間のモデルが登場し、従来 のようにランウェイショーが行なわれました。 今回、ドルチェ&ガッバーナのファッションショーでドローンが 用いられた経緯には、テクノロジーとファッションの進化に乗り 遅れる事がないよう、消費者に啓発を与える目的があります。 ドルチェ&ガッバーナは、プラダやグッチなどと並ぶ世界的な ブランドで、イタリアのミラノに本拠地を構えています。 さまざまなアイテムの中でも、鞄や靴など、ドルチェ&ガッバーナ の革製品は特に人気があります。 LEDライトを取り付けたドローンがライトショーを行ったり、 案内板をマウントしたドローンが公共設備で用いられたりする事例は あるものの、ファッション業界でドローンがこのように利用された というのは非常に珍しい例です。 (画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=ifsVe36W2v8) ドローンニュースより引用 【感想】 ドルチェ&ガッパーナがファッションショーで、、、 ランウェイにモデルではなくドローンが登場!!すごっ!! しかも手がけたのは日本のクリエイター集団なんですね。 ドローンの活用方法っていろいろあるんだってまたまた感じさせられました。